●エドガワハイバラ劇場/コナンスペシャル2006について●
コナン:はいどうもエドガワハイバラです!本日はよろしくお願いしまーす! 灰原:私が灰原哀で、隣の人の横に立っているのも灰原哀です、お願いしまーす。 コナン:俺の紹介がねえじゃん! しっかりやってくれよ。 灰原:あーごめんなさい忘れてたわ。彼は探偵で、自称「平成のイーホームズ」江戸川君です。 コナン:ホームズだよホームズ!いつから俺が民間検査機関になったんだよ! 灰原:江戸川コナン、本名は藤田東吾君です。 コナン:それ完璧にイーホームズじゃねえかよ! 皆さん俺の本名は工藤新一ですからね?頼みますよホントに。 灰原:まあそれにしても、こんな素晴らしい舞台で漫才ができるなんて夢みたいじゃない。 コナン:ホントだなー。広いし綺麗だし、さすがLove Laboratory 様だよな。 灰原:ええ。でもあなたがここに居るってだけで、 お客さんの一人か二人は私たちの漫才中に犠牲になってしまうんでしょうけど…。 コナン:いや確かに俺の行くところじゃ全て殺人事件が起きてるけども!大丈夫だよ!たぶん! 灰原:お客さん、このお守りを買うと事件に遭遇しなくて済むけど買ってみる? ええ、たったの3万円… コナン:ぼったくりじゃねえか!便乗とかしなくていいから! 灰原:このお守りをご希望の方は、東京都米花市米花町2丁目21番地まで、どしどしご応募下さい。 コナン:それ俺んちの住所じゃねえか! あげませんからね送っても! 灰原:まあね、「名探偵コナン」が国民的漫画になった訳じゃない。 コナン:そうだよなぁ。幅広い年齢層に知られてるもんな。 今年でアニメが10周年に到達したのは、応援してくれた皆さんのおかげだぜ。 灰原:とんねるずの皆さんのね。 コナン:関係ねえよ。作品中のいつどこで食わず嫌いをしたんだよ。 まあ今年でアニメが10周年を迎えたから、この間は2時間半スペシャルだったわけなんだけどな。 灰原:そうね。 でもその割にはあまり新展開がなかったような コナン:コラコラコラ!いいんだよそういうのは言わなくて! 灰原:最初の高木刑事のシーンなんか完全に蛇足だし コナン:シーッ!シーッ! 時間を稼ぐためには仕方なかったんだよ! 灰原:だったら無理して2時間半スペシャルなんかにしなきゃよかったのに コナン:裏事情が色々とあんの!視聴率がほしいの! 文句ばっかじゃなくてあるだろ他にも、「このシーンがよかった」みたいなのがさぁ。 灰原:そうねぇ。「関口宏の東京フレンドパーク」っていうのが面白かったわ。 コナン:それコナンの裏番組じゃねえか!TBSをプッシュしてどうする! 灰原:それか「わっくわっくクリエイト」っていうのが コナン:求人特集のCMだろ! 番組ですらなくなっちまったよ! そんなのじゃなくて本編でよかったところを言えって。 灰原:うーん・・・・・・あ、あったわ。 オープニングのところで、工藤君が歌ってるところかしらね。 コナン:なんか違うんだけど気分がいいぜ。へへ、やっぱり俺の歌声は最高だったろ? 灰原:ええ、まるで「歌うパイロット嶋進太郎」だったわよ。 コナン:それヒューザーの小嶋社長が歌手デビューしたときのキャッチコピーじゃねえか! 小嶋の歌唱力がどうなのかは知らねえが、とっても不愉快極まりないよ! 灰原:そうよね、小嶋社長は不愉快よね。 コナン:いやそこから話を広げようとすんな! 黒の組織よりも先に、小嶋が雇った暴力団とかに狩られちまうぞ!? 灰原:分かったわよ。 でも安心して、工藤君の歌声は小嶋社長とは対照的に愉快だったから。 コナン:褒めてんのかそれは?愉快って何だ愉快って。 灰原:でも良かったわよ。 オチに持って来いだったわ。 コナン:オチに!?主題歌とかじゃなくて!? 灰原:主題歌なんかになれるわけないじゃない。はやくB′zのお二人に謝りなさい。 コナン:いや確かに今年から主題歌を歌うのがB′zだけどさ! 俺そこまで失礼なこと言ったか? 灰原:そうよ。ついでにアーノルド・シュワルツェネッガーにも謝ってきなさい。 コナン:いや確かに交通事故に巻き込まれて怪我してたけど!俺がぶつけたわけじゃねえから! それより俺の歌がオチに持ってこいとか言ってっけど、今回のコナンにオチとかあったかよ? 灰原:あったわよ。 ほら、水無怜奈さんが実は黒の組織のうちの一人だったって分かった場面があったじゃない。 あの時BGMとしてあなたの歌声を流せば、日本中が爆笑の渦だったのに。 コナン:そこ今回のスペシャルの中で一番重要なところじゃねえか!そんなとこで笑いを誘ってどうする! 灰原:それか、「平井堅 → 剛田たけし → 江戸川コナン」っていう3段オチでもよかったんだけど… コナン:良いわけあるか! つーか剛田たけしってジャイアンのことじゃねえか! ジャイアンの次ってどんだけオレは下手くそなんだよ!? 灰原:下手に決まってるじゃない。なにが「オーレーはジャイアーン、ガーキ大将」よ。 コナン:それ俺関係ねえよ!だって俺ジャイアンじゃねえしガキ大将でもねえもん! 灰原:ああそうね、あなたは平成のイーホームズさんだったわね。 コナン:だからイーホームズでは無いんだよ! もう無駄話はいいから話を前に進めろよ!全然本題にはいらねえじゃんかよ。 灰原:分かったわようるさいわね。 今回のスペシャルでの一番の見せ場と言えば、やっぱり毛利探偵が狙われるところだったかしら。 コナン:そうだよなぁ、あのシーンは冷や汗ものだったぜ。まあFBIが助けてくれたから良かったんだけどな。 灰原:そうよね、赤井って言う人に感謝しなきゃいけないわね。 でも毛利探偵にもあきれちゃうわ。勝手に博士の家から帰っちゃうなんて。 コナン:まあなー。普通だったら帰るときは博士にさよならの一つくらいは言うと思うんだけどな。 灰原:まあそのおかげで博士の推理ゲームをすることが出来たんだけどね。 コナン:おかげって言っちゃあおかしい気がするんだが…。 灰原:でも彼女と対戦するのは大変だったわよ。年下の人には手加減しなくちゃいけないからね。 コナン:いや確かにお前の方が年上だけど!その体で言われてもピンとこないから。 灰原:私をアメリカと喩えれば、彼女はイラクね。 コナン:手加減のかけらもねえよ!アメリカとかバンバンミサイル撃ってたじゃねえか! そんなのに喩えるなよまったく…。 灰原:でも毛利探偵で思い出したんだけど、工藤君はいつも大変よね。 コナン:何がだよ? 灰原:ほら、事件を解決するときは、いつも毛利探偵を腕時計型麻酔銃で眠らしては憑依合体をするじゃない。 コナン:シャーマンキングじゃないんだから! 第一そんなことコナンの漫画で認めちゃったら完全犯罪のオンパレードじゃねえか! 灰原:あ、そういやそうね。コナンってジャンプじゃなくてサンデーの漫画だものね。 コナン:いやそこじゃねえよ。 灰原:じゃあ私から質問させてもらうけど、 工藤君は今回のスペシャルの中で一番良かった場面はどこだったのかしら? コナン:そうだなー。俺は杯土公園で、水無アナウンサーと鉢合わせした場面かな。 灰原:ああ、靴の裏の盗聴器を回収しようとした場面ね。 …でもちょっと待って。あの時あなたが盗聴器を回収しとけば、毛利探偵が狙われることは無かったんじゃない? コナン:あ、いやそうなんだけどさ。 灰原:まあどんな理由があるにしろ、あなたのせいで毛利探偵が危ない目にあったのは確かなんだから、 ここで一つ謝っておいたほうがいいわよ。 コナン:分かったよ。 俺のせいで危ない目に合わしちまって悪かった。ゴメンな、おっちゃん。 灰原:はい。ついでにアーノルド・シュワルツェネッガーにも… コナン:いやだからその事故には無関係だよ! 止めさせてもらうわ! 2人:どうもありがとうございましたー。 −あとがき− はいどうもこんにちは、レグルスでございますー。 新しい事をしようと思って、コナンと灰原に漫才をさせてみたんですけどもねぇ。 つかみは結構気に入っているんですが、最後の方無理矢理だなー。 こんな作品でも、最後までお付き合いいただいて誠に感謝してます。 これからも漫才形式のネタは作っていきたいなと思っております。 「レグルス?ああ、あの漫才を書いてるヤツ?」みたいに知名度が上がるまで、 漫才の方を頑張って作成していきます! あ、もちろん漫才だけじゃなく、小説などにも挑戦しようとは思ってますよw? |