'

12月23日の終了式の帰り道
哀「はい、博士がみんなにって」
コナン「なんだよこれ?」
哀「あけて見ればわかるんじゃないの?」
歩美「あ〜、クリスマス会の招待状だ〜」

                少年探偵団のみんなへ
   12月25日、わしの家でクリスマス会を開きます。プレゼントも用意したので
   招待します。時間は15時ごろから始めます。     阿笠、

光彦「25日ですか、よかった僕の家では24日のイヴの日にすることになってるんです」
歩美「私の家もそうだよ」
元太「俺もだぜ」
コナン「まあ、一般的に騒がれてるのが、イヴだもんな、25日のクリスマス当日なんて、静かなもんだぜ」
元太「おいしいものが、二日連続で食えるぜー!」
哀「じゃあ、待ってるわ」
歩美「うん!ばいばい〜」
光彦「それじゃあ、また25日に会いましょう」

              毛利探偵事務所
  TRRRRRRR・・・
蘭「コナンくーん、電話出て〜」
コナン「は〜い」
ガチャ・・
コナン「はい、毛利探偵事務所ですが・・・」
博士「おぉ、新一か、ちょうどよかった。今からきてくれんかの〜」
コナン「わかったよ〜」
ガチャ・・
コナン「ちょっと僕、博士の家いってくるね〜」
蘭「早めに帰ってくるのよ〜」
コナン「は〜い、じゃあいってきまーす!」
             阿笠博士の家
コナン「で、何のようだよ?パーティーの用意の手伝いならやだぜ!」
博士「いやそうじゃないんじゃよじつは」
コナン「は〜?、灰原のプレゼントがまだ決まんない〜?」
博士「そうなんじゃよ、どうしたもんかの〜?、なんか新一、哀くんがほしいものしらないか?」
コナン「う〜ん・・・・・あっそうだ、おれもびびったんだが、あいつが、バックをほしそうに見てたぜ!」
博士「何!哀くんが?」
コナン「あぁ・・俺もしんじたがいがな、」
博士「まぁいい!それはどこじゃ?」
コナン「あぁ、駅前のところだ・・・・」
博士「よしわかった!すぐ買ってくる」
コナン「おい!博士、俺はどうするんだ」
博士「ああ、哀くんがパーティーの用意してるから手伝っててくれ!」
コナン「おい!それはないだろ!」
             バタン!
  少しして・・・
哀「あら、工藤君来てたの?」
コナン「あぁ、灰原か、博士に呼ばれてな、」
哀「で、もう話は終わったんでしょ、さっき博士でってたものね、」
コナン「ああ」
哀「それじゃあ、ちょっと手伝ってくれるかしら?」
コナン「うっ・・・(なんか灰原に言われると、どうも断りずらいな)」
それと、そのときコナンは、少しなぜかうれしいと思ったのを、どこかに感じていた
             哀と二人でいられることを・・・


              1時間後
コナン「ふ〜、やっと終わった、飾りつけって、こんなにめんどくせーのか、」
哀「ふふ・・・ありがと、おかげで早く終わったわ、」
コナン「ふ///、おまえが、素直にお礼言うなんて、珍しいな」
哀「えっ///」
コナン「まっ、別にいいけどな、じゃあまな」
バタン
哀「・・・・・・・」

            毛利探偵事務所
コナン「ただいま〜」
蘭「おかえり〜、今日は、コナン君の大好きなハンバーグよ!」
コナン「やった〜(うれしくね〜)」
前なら、蘭の手料理といってだけで、喜んだ新一だが、それが当たり前となった今では、さほどうれしくなくなってきたのだ。
これが、新一と、蘭がもし、結婚したとしたら、こういった生活になっているということに、コナンは、まだきずいていない、そう、立場は少し違うものの、当たり前の生活に新一は少しあきてきてるのだ。少しずつだが、新一はコナンになって、いや哀とであってから、変わりつつある

              24日クリスマス会前日
コナン「うーんどれがいいかな〜、よしこれでいいかな?」

              25日クリスマス会当日
ピンポーン
歩美&光彦&元太「メリーX‘マス」
博士「おぉ、きたか、あがっとくれ」
歩美「コナン君はもう来てるんでしょ」
博士「ああ、もう、朝から手伝いによんどったこらのう」
             それでは朝のことです
        毛利探偵事務所
TRRRRRR・・・
コナン「たっく誰だよ朝早くから」
コナン「はい、毛利探偵事務所・・・」
哀「ああ、工藤君」
コナン「なんだ灰原か?」
哀「私なんかで悪かったわね」
コナン「いや別にそういうわけじゃないんだけど」
哀「まぁいいわ、ちょっときてくれるかしら」
コナン「ああ」
           阿笠博士の家
哀「あっ、きたみたいね」

コナン「で、何の用事なんだ?」
哀「はい」
コナン「なんだよこれ?」
哀「そこにかいてあるもの買ってきて」
コナン「げっ、こんなにか?」
哀「そうよ、今日のパーティーに使う材料よ」
コナン「材料って誰が作るんだよ」
哀「私に決まってるでしょ、それともなに、私じゃやなの?」
コナン「おまえ、料理なんてできたのか?」
哀「見たかったら、早くその材料かってきてね」
バタン
コナン「うーん、見てみたいな、よし、買ってくるか」
          商店街
コナン「えーと、あとは、リキュールと、シェリーか、(うん?確かあいつのコードネームもシェリーだったな)けど、シェリーって、誰がこんな強い酒飲むんだよ リキュールは、ケーキとかに使うのはわかるけど、量からして、けどシェリーなんて、まるまる一本だぜ、まいっか、さっさとすませて、あいつの料理を拝見させてもらいますか」

再び阿笠博士の家

コナン「灰原〜、買ってきたぜ」
哀「あら、早かったわね」
コナン「まあな、それよりさっさと、お前の腕見せてもらうぜ」
哀「ふっ・・・」
         
          キッチン
哀「工藤君、それとって」
哀「ちがうわよそれよ」
ガチャガチャガチャガチャ

          2時間後
コナン「ふ〜、やっとおわった、それにしても本当にうまかったんだな」
哀「あら、まだうたがってたの?」
コナン「まぁな、普段のお前見てれば、だれだって、疑うさ」
哀「そうかしら?」
コナン「それでさ灰原、今日の夜ちょっとき・・・・」
博士「お〜、うまそうじゃの〜、さすが哀くん、」
哀「ふふ・・ありがと博士・・」

           そして少しして
ピンポ〜ンと、歩美たちが来たのです。

歩美&光彦&元太「メリーX‘マス」
博士「おぉ、きたか、あがっとくれ」
歩美「コナン君はもう来てるんでしょ」
博士「ああ、もう、朝から手伝いによんどったこらのう」

          リビング

歩美「あっ、コナン君、灰原さん、メリーX’マス!」
コナン「ああ、メリーX’マス、歩美ちゃん」
博士「さあ、はじめようかのう、みんな席にすわっとくれ」
歩美&光彦&元太「は〜い!」

歩美「うわ〜、これ全部、灰原さんが、作ったの〜?」
哀「ええ」
歩美「ねえ、今度私にも、ケーキの焼き方、教えてくれない?」
哀「ええいいわよ」
歩美「やった〜」
博士「ほれほれ、歩美くんも、哀くんも、はやく席につかんか」
歩美「はーい」

みんなで「メリーX’マス!」
     カンパーイ!
元太「おっうまそうなジュースだな」
哀「あっそれはだめ」
元太「なんでだよー、おめー飲んでるじゃねーかよー」
哀「私はいいのよ〜」
コナン「灰原!おまえなに飲んでるんだ!」
哀「なにって〜///ひっく、シェリーよ〜、ひっくっ」
コナン「おい!博士!」
博士「まぁいいじゃないか、哀くんもたまには、ノーガードってな☆」
コナン「たくっ!」
哀「ふにゃ〜?」

コナン「博士、これ」
博士「なんじゃ?・・・おお、よし!まかせとけ」

         1時間後
哀「はっ!」
コナン「おっ、おきたか?」
哀「ええ、寝てたみたいね、」
コナン「ああ、すーすー寝息たてて、気持ちよさそーに、寝てたぜ」
哀「////」

博士「おーいみんな、プレゼントを、配るぞ〜い」
歩美&光彦&元太「わ〜い!」

博士「ほれ、歩美くんにはこれ、元太くんにはこれを、光彦くんにはこれ、コ、コ、コナン君にはこれ(なんか言いにくいの〜、いつも新一って言ってるから)ほれ、そして哀くんにはこれ」
哀「えっわたしにも?、ありがと」
歩美「わ〜、くまさんのお人形だ〜、かわいい〜、博士!ありがと」
博士「どういたしまして」
光彦「ぼくのは、推理小説の本です、どうもありがとうございます」
博士「いやいや、どういたしまして」
元太「おれのは〜・・・あっ、駅前のケーキ屋の食べ放題券だ〜やった〜、サンキュー博士」
博士「はっはは、気に入ってくれたか」
歩美「コナン君のは、何?」
コナン「ああ、まだあけてないんだけど・・・」
元太「なんだよ、あけてみよろ〜」
コナン「まぁ、いいじゃねーか、あとであけるから」
歩美「灰原さんも?」
哀「ええ」
歩美「なーんだ」
博士「まあいいじゃないか、ひとさまざまで、それよりどうだ、トランプでもしないか?」
歩美&光彦&元太「やるー!」

        今回も、コナンの一人負け・・・
歩美&光彦&元太「じゃあ、ばいばーい、今日は、たのしかったわ(です、ぜ)」
博士「じゃあ、きおつけて帰るんじゃよ」
歩美&光彦&元太「はーい」

            
博士「これ、新一、なんで、あのときあけなかったんじゃ?」
コナン「ん?なんとなくよそうできたからな」
ガサゴソ、ビヨーン
コナン「ほらな、やっぱり、ビックリバコだ」
博士「なんじゃ、つまらんの、新一は引っかからないのか?」
コナン「まぁな、博士のことだからな、それに俺、ほしいもの、博士に、言ったことねえもの」
博士「しかし何で哀くんもあけなかったのかのお?、喜ぶ顔がみたかったんじゃがのお」
コナン「それだよ、灰原も、自分がほしがっていたものと、博士がくれたプレゼントが、だいたい大きさから見ても、同じだったから、かといって、うれしいんだけど、どう表現していいのかわからないから、あとであけようと思ったんじゃないかな?」
博士「おお、さすが新一、見事な推理じゃ」
コナン「それほどでもないさ、それじゃあ俺も帰るな」
博士「ああ、いつでもこいよ!」
コナン「ああ」

          哀の部屋
哀「あの時、(バックを見てるとき)博士か、工藤君に見られてたのね、けど、うれしいわ、あら?何かしらこれ・・・・・・・・今何時?!・・よかったまだ大丈夫だわ、よし」

         そこにはこう書かれていた

              灰原へ
     今日の夜10:00に、帝偵ビル前に来てくれ    新一

哀「何なのかしら、・・・・なんか少し寒いわね」

そこには、緋色の雪が、ふってきた、

コナン「おっ来たか?」
哀「何なの、こんなところに呼び出して」
コナン「おまえ寒そうだな、これだよこれ」

哀「あっ///」

コナン「メリーX’マス」




哀「ふふ///ありがと///工藤君」




        END


BACK