ピッコロ劇場〜アルフレド編〜
ピッ『こんにちは!僕はロミオに飼われているオコジョのピッコロです☆今日は「ロミオと愉快な仲間達の恋模様」についてアルフレドさんと一緒にお話しします。』
アル『よろしくお願いします(最高の笑顔で)』
ピッ『では、はじめにロミオについてです。彼はかなりのプレイボーイだと聞きましたが…』
アル『そうですね、アニタとアンジェレッタ、僕の妹のビアンカ、…そして僕…』
ピッ『はい?』
アル『いえ、何でもありません(ニコリゥ)とにかく彼は素晴らしい少年ですから、言いよって来るメスブタ…じゃなくて女の子が多いんですよ☆』
ピッ『そうなんですか〜。じゃあ僕はそんな彼に飼われて幸せなのかな?』
アル『ホント…僕もオコジョになりたいよ』
ピッ『…………』
アル『冗談ですよ!』
ピッ『(ほっ、本当か!?……)じゃ、じゃあアルフレドさん、彼の本命は誰なんでしょうね〜?』
アル『分かりきった事を聞かないで下さい』
ピッ『はい?』
アル『皮はぐよ?』
ピッ『あっ、あっ…そうですね!みなさんの知っての通りです!!』
アル『(ニコリゥ)』
ピッ『で、では次にジョバンニさんについてです。彼と関係がありそうな女性はニキータさんぐらいですかね〜。幼馴染みっていうところが怪しいですね』
アル『あ〜それは無いよ。彼、僕に夢中だから』
ピッ『!!それは問題発言ですねっ!もっと詳しく…』
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バン!(ドアが開く音)ジョバンニが立っている。
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ピッ『……(死んだ振り中)』
アル『あれ?どうしたんだい?』
ジョバ『(アルフレドの側に寄り、耳元で)おいっ!どうしてくれるんだ!お前が余分な事言うからリナルドが…』
アル『僕に文句を言う前に、自分の身を心配したら?』
ジョバ『…は?』
リナ『…おい…』
ジョバ『!!』
リナ『基地に帰るぞ、ジョバンニ…。俺は今すごく機嫌が悪いがお前の言い訳を聞いてやるよ…』
ジョバ『…(寒気)…』
アル『仲いいね〜』
ピッ『……(まだ死んだ振り中)』
ジョバ『ふっ…俺も男だ!覚悟を決めるぜ!』
リナ『早くしろよ』
ジョバ『…へい…』
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そして立ち去る二人
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アル『リナルドはジョバンニ以外に関係はなさそうですね。ピッコロさん』
ピッ『……そうですね』
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嫌な沈黙が続く…。
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ピッ『では最後に、アルフレドさんについてですが…アンジェレッタさん、ニキータさん』
アル『あとロミオね』
ピッ『は〜…。で、では始めにニキータさんの事はどの様に思っているんですか?』
アル『彼女は、可愛いですね。思わず口説きたくなります☆』
ピッ『…………。ではアンジェレッタさんについては?』
アル『美男美女のカップルになっちゃいますね(笑)』
ピッ『えっ、あの…そんなことを聞いてるんじゃなくて…』
アル『アハハハハゥ』
ピッ『…(ロミオはなぜこんな人と親友なんだろ…)』
アル『冗談だよ!まっ、結果として僕の本命はロミオだから(笑)』
ピッ『………。本日はありがとうございました…(;_;)』
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ピッコロの日記
[今日ロミオの親友とたくさんお話しした。人間の世界は良く分からない…。僕は今日ほどオコジョで良かったと思ったことはない。]