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Sünder この話は、実はもう何年も前に構成を考えていたにも拘らず、書き出し部分で止まっていた話を、改めて最初から書き直したものだったりします。新一と志保の出会い(とは言っても、二人の記憶には残っていないわけですが)を書きたくて、考えた話でした。もっとほのぼのさせるつもりだったんですが、だんだんズレてしまったような……ただ、志保が希望を信じてはいるので、まだ救われてるかな。希望を抱いてはいないんですけども。感情を一気に吐き出すとこなんかは、ムキになってる子供らしさを出したつもりでした。だってあんなシニカルなだけの子供、いたら嫌だ。
銀色の妖精 家族への思いとか、親の愛を求める無意識の欲求を書きたかった話。銀色の妖精って、ある歌のタイトルなんです。歌詞はどっちかと言えば、恋人とか、友達とか、そういった人に宛てたっぽい感じなんですが、メロディーと歌声が綺麗で大好きなんで、何とかこの歌を元にコ哀で話を……と考えた結果、これが出来ました。この歌の中の季節もクリスマスっぽいので、クリスマスの記念モノにもちょうどいいと思って。で、クリスマスなんだからやっぱりラブも必要だなぁと、あのオチなわけなのです。
ぼくらのなみだ ひたすら爽やかさを求めた話(笑)抽象的な描写を控えたので、比較的読みやすい文面になったと思うのですが……。もっと試合のシーンを長く、リアルに書きたかったのが心残りです(スポーツニュースもスポーツ漫画も見ない私にはちょっと無理が)。因みに、実体験をモトに書きました。
Kitty 昔、小説のコンテンツの中に、ボツった小説だけど何となく載せておくための「墓場」コーナーがあって、そこに入ってたものを引っ張り出しました。確か、私はKittyが好きですっていうお言葉を頂いたからだったと思います。すごく嬉しかったです。でも、ホントに暗いなぁ、この話は。
ひとりぼっちのキミに。 ウチにあるコナン小説のなかで、唯一ボーイズラブ。もう閉鎖されてしまったけれど、すごく長いネット付き合いをさせて頂いていて、すごく人気のある小説サイトを運営してらしたじゅんさんに捧げたものでした。超大したことないモノだけどボーイズラブなんて書いたのは初めてで、何だかいつも以上に上手く書けなかったんですが、やっぱり哀ちゃんが目立ってる(笑)関西人なので、関西弁を書くのが楽しかったり。もっと平次とか和葉とか、ウチにも出したいんだけどな……。
on the night before Christmas Eve ちょっと色々無理がありすぎた話。樹に月が重なって……とか、そんなうまくいくんかい!と自らつっこみたくなります。しかし、なんでクリスマスの前の日(イヴ)の話じゃなくて、クリスマス・イヴの前の日っていう設定にしたんでしたっけ……?学校の冬休みとかの関係??忘れてる(汗)どなたかこの話を好きだと言ってくれた方がいたように思います。
慟哭 まぁ、なんて判りやすい話。思うが侭に書いていたのでしょう。今はなかなか書きたくても書けなくなってしまった文体。
milky way 「慟哭」辺りから大分昔に書いたものになっていますので、色々今にも増して稚拙なトコが多いんですが、これもそう。ただ、話の内容にはとっても思い入れがあるお話です。
encounter 書きたかったから書いた、それだけの話。ジンとシェリーの掛け合いは、考えるだけで楽しい。黒の組織、好きなんです。ジンの人格、変わっちゃうけど。
a Wish ギャグのつもりで書いたんでしょうが……何だかな。ギャグ文って難しい。でも思いのほか感想を頂いたりして、びっくりでした。
allergy 「Kitty」と同じく、墓場に入っていたもの。痛々しい二人もまぁ、いっか。と思って引っ張り出しました。まだ二人が出会って、そんなに経っていない頃設定。だったような気が。

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